「下流の宴」を読み終えて・・・
下流の宴、ＮＨＫでやってたのは知ってたけど本で読みたかったからブックオフが更にセールしているゴールデンウイークに買ってたのをチマチマと読んでやっと昨日読み終えたの。
下流・・・と思ってた少女の家と、中流と思ってた少年の家。
どちらも下流になってたって話なんだけど、これがまた面白かったの！
凄いわよね！女の子が（笑）
うちの嫁も今から頑張るって言ったら、私も迷わずに応援するんだけどまあそううまくは行かないわよね。
そもそもそんなにうちの息子も応援する気が無いと思うし。
孫でもできたら、孫に貢ぐばあさんになるわ（笑）
でも一体いつになったら孫が抱けるのかしら？
会社でもどこでも話は孫の話ばっかり。
はじめは出来ちゃった婚で結婚するって沈んでた人も、孫ができたらコロッと変わって孫の話ばーっかりなんだもん。
うちは出来ちゃった婚じゃなかったけど、結婚した時だけよ。
周りに「やっぱりそうじゃなくっちゃ！」とか言われて調子に乗ってたのは。
やっぱり孫が欲しいんだけど、最近は子供ができない夫婦ってのもよく聞くし下手したらずーっと子供が居ない夫婦ってのも聞くしね・・・。
あんまりプライベートな事は口に出したくないんだけど、ついつい言っちゃうんだよね。
だから私も趣味の花とか育てて気を紛らわせてるの。。。
息子夫婦はよく一緒にご飯を食べるんだけど、それもよその場合一緒にご飯食べる理由がない！とか言われたりして拒否される人も居るって聞くしそれに比べたら私は幸せなんだと思う。
息子しかいないから、初めは「ああこれから独りぼっちか・・・」と思っていたのだけれども、幸いそこまでの独りぼっちの感じは無いわね。
それで、下流の宴を読んでみて思ったのは『今からでも遅くない』ってことなのよ！
彼女だってスタートは遅かったけど、無事にやり遂げているし私だって何かできるんじゃないかって。
なぜそんなことを思うかというと、私は離婚してから補正下着の営業しかしたことが無いのよね。
だからなの・・・当時はシングルマザーになった所で私にできることと言えば保険の営業か補正下着しか選択に無かったから。
レジ打ちなんかだと、時給も安いからいつまでもいつまでも、下手したら掛け持ちして夜にも皿洗いなんかに行かないと食べていけない・・・と思って初めに補正下着の営業に入ったらそれから20年ずっと同じ仕事なんだもん。
今更仕事変えるなんて・・・どうかなと思って気持ちを飲み込んでいたけど、これからは自分の為だけに生きていいと思うのよね。
別に贅沢がしたい訳でもないし、老後の資金はある程度溜まってるから好きな事を毎日していた方が生活にも張りが出ると思うのよ！
小さい目標を積み重ねていくのも大事だと思うの。それに何よりも新しい仲間ができそうじゃない？
毎日毎日おんなじ顔ぶれで、文句ばっかりいってるバーさんたち・・・向上心も何もなくとにかく売れればいいと営業してさ。
そんなのじゃなくって、弁当屋でもいい。小さな個人のお店で1から自分の手で弁当を作って売ってもいいし、あわよくば独立してもいいし誰かを雇って売りに出てもいい。
移動販売とかでもいいし、会社と契約して注文を取って配達してもいい。
まだまだ私だってやりがいのある仕事ができると思うの。
ずーっと家に居たわけじゃないし、営業ならそれなりのノウハウがあるし美味しければ売れると思うの。
それに会社に居る人からしても、毎日違うお弁当、たとえば日替わり弁当の美味しい物を持ってきてくれるのって嬉しいと思うのよね！
ポットに味噌汁を入れてサービスしてもいいし。
そんでまた次の日に持って行って交換すればいいだけだしね。
どうかしら？なんか本を読んでやる気になるって、すごい事だと思うの！
まずはどこかのお弁当屋さんで働いて、それから改善点を見つけて改善してお店を出せばいいんだからね。
配達だけならお店は必要ないかしら？
まあ色々と思うことができる一冊でした（笑）けっこう本気よ！
なんだか今日は熱が入っちゃったわね。でもこう考えると明日からも楽しくなるからおすすめです。
